特定のNFTを持っているユーザーのみ購入できるECサービスのユースケース
最近ではクリエイターだけでなく、日本の大企業や自治体までもがNFTを起点としたビジネスを展開し始めています。
今回はその中でもトークンゲートECの活用方法とstripe決済のメリットをご紹介出来ればと思います。
🦀 ユースケース 🦀
トークンゲートを活用した北海道の幻の食を購入できる会員制ECサイト
「KAMUY-HKD」
このサービスは、1,179人の限定された人のみが購入できる会員制のECサイトとなっています。
購入方法は2種類です。
①デジタルウォレットをお持ちの方
>Mintサイトでwallet connectを行い、NFTを購入
②MetaMaskなどのデジタルウォレットをお持ちでない方
>物理カードを商品と一緒に購入
②の物理カードに関しては通常のEC決済となるので説明は省きます。(物理カードにはNFCタグが内蔵されているハードウォレットの役目があります)
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MintサイトでNFTを購入すると商品の購入権利を得ます。
下記のECサイトから購入体験が可能です。
この画面内にあるように、【ウォレット連携を行う】 というボタンをクリックするとMetamaskが起動され、該当するNFTの所有の有無を判定します。
無事にウォレットが認証できたら、【カートに追加】というボタンが出現します。
これで購入可能なステータスとなります。
🦀 stripe決済の導入理由 🦀
stripeは他社の決済サービスと比べて導入コスト、日数が低くさらには海外発行のクレジットカードで決済できるからです。さらに日本の決済サービスだとNFTが関連しているサービスの場合は審査が非常に厳しく、導入までの日数もかかります。
また、今後はFTの展開も考えているので、その分野に強い決済であるstripeはまさに最適解だと思いました。
今後のstripeのweb3領域の展開が楽しみです